昔の記憶

そういえば昔から活字を読むのが嫌いな私は本を読むということができない。学生時代は夏休みの読書感想文が嫌で嫌でしょうがなかった。そのくせ文才があるのか知らんけど書けばなんやらと賞をもらうのだがそんなので騙される大人はどうなのか。本を読むのがめんどくさいので映画化されている本の映画版をビデオで見て書くなどというズル賢い子供だった。ビデオも見るのもめんどくさくなって高校何年の時か忘れたけどとうとう本を読んだ。でもちゃんとした本ではない。漫画や雑学は好きなのだ。そんで書いたのが「ドラえもん」。担任に「おまえ〜、俺、職員室でひっくりかえったぞ」って言うから狙い通り。歳も若いし軽いノリの先生だったので怒られなかった。ほんとは「ドラえもんの謎」というトリビア的な内容の本なのだ。先生に注意されたのは「ちゃんと『ドラえもんの謎を読んで』って書きなさい」と言われただけだ。あいつもあいつやな。