スーパーじいさん

うちのじーちゃん「富じぃ」は確か今年82歳だったような気がする。軽トラを運転するまだまだ元気なじーさんである。ちっちゃい頃からうちの3兄弟はじーちゃんのことを「おじいちゃん」と呼ばない。ニックネームは「じじぃ」である。口が悪そうに聞こえるが親しみのこもった呼び方なのである。私はさすがに「じぃ」と呼ぶが兄ちゃんなんかはおもいっきり「じじぃ」と呼ぶ。そして声をかけるときは「やい、くそじじぃ」である。これは最上級の愛情表現で「ねぇねぇ、おじいちゃん」の意味である。じぃも「なんじゃ」と普通に返事をする。兄ちゃんは特におじいちゃん子で親父とではなくじぃとばっかり遊んでいたのだ。スーパーじいさんはサチコの上をいくやんちゃぶりで時にびっくり、時にユーモアあふれる天才じじぃである。その伝説は徐々に発表していくことにする。