母からの言葉
誕生日におかんから電話がかかってきた。朝の9時半、電話で目覚めて機嫌が悪い。しかもおかんからなので機嫌が悪い。「なに?」というとどうでもいいような話で終わった。何が言いたかったんだよと思いながら完全に目覚めた。
お昼前にまた電話がなったので見てみるとおかんからのメールだった。
じーん。。。
涙涙涙...
...
もう一回...
んんん???
だはは...
やっぱり...
...
はぁ〜。
1回目は感動で号泣し、2回目は爆笑し、3回目は脱力した。
脱力系感動メールの内容は
「丁度何十年前になるけど〜」で始まる。
丁度29年前です。覚えておいてください。
「逆子でしたが直ってて安産で良かったですね」
産んだのはあんたやん。
「結婚は思いのまま自分が納得して、いやものはやめればいいよ何才でなく」
おみくじひいたみたいになってるやん。
字はいっぱい間違ってるし、ちょいちょい意味わからんし、句読点を打ってないから読みにくいし。
なんのこっちゃようわからんかったけど雰囲気で感動しました。
初めての手紙...かな。
ワガママな兄と妹に挟まれて育ち、いつからか私だけは聞き分けのいい子にならなければいけなくてずっと良い子のフリをしていた。良い子のフリをするのさえ嫌になって家を出た。そこからは自由を手に入れた。でも寂しかった。
おかんは気づいてて何もしてやれなかったと言う。
「ごめんなさい」
そんな言葉はいらない。
今更おっせーよ。来年30やぞ!
やっぱりまだ反抗期だ。
まだまだまだまだ反抗期やぞ!
前髪切りすぎたっちゅうねん。