あの頃

ふっと思い出した事がある。中学生のとき通学時に毎朝すれ違う幼稚園児。すっごくでかい。普通の園児より頭一つ分以上でかい。しかも女の子。普通サイズの園児と手をつないで歩いている。初めて見たとき目を疑った。遠くからでもでかい。遠近法を無視している。帽子はゴンタくんみたいに乗っかっている。ちょっと言いいすぎた。でも制服がピチピチだった。
高校生の時はすっごく遅い白の軽自動車を見た。普通にチャリで追い越せる。頑張ってこがなくても追い越せる。遠くにいたはずなのにいつのまにか追いついて追い越してしまう。追いついた車の後部ガラスには紅葉マークではなく「老人」マークがあった。正しくは「老人」と達筆に筆で書いた白い紙が後部ガラスに貼ってあった。「赤ちゃん乗ってます」的な「老人」アピールなのだろうか。運転してたじーちゃん。歩いた方が早い。と、思うよ。